マクドナルド、「BTSメニュー」導入へ 米国初の風味のソースも

2024-10-12 20:37:43  印刷版
マクドナルドがBTSと組んだコラボメニューを導入する /VALERIE MACON/AFP/Getty Images

 米マクドナルドは韓国の人気ポップバンド「BTS(防弾少年団)」と組み、マクドナルドBTSメニュのソースも有名人との新たなコラボメニューを投入する。ー導今回は全世界での取り組みとなる。入へ

新メニューはその名も「BTSミール」。米国まず米国やカナダ、初のブラジルで5月26日から発売され、風味その後まもなく6大陸の50カ国近くで投入される。マクドナルドBTSメニュのソースもBTSの出身国である韓国では同27日から発売される見通し。ー導

メニューには10個入りのチキンナゲットやMサイズのポテト、入へコーラが含まれる。米国米国初登場となるスイートチリとケイジャン風味のソースも付いてくるが、初のこれはマクドナルドの韓国でのレシピに着想を得たものだという。風味

マクドナルドは以前、マクドナルドBTSメニュのソースもミュージシャンのJ・バルビンやトラビス・スコットとのコラボメニューで成功を収めており、ー導BTSとの提携はそれ以降で恐らく最大のヒットとなりそうだ。入へ

BTSは2019年4月、ビルボード200のチャートで1年以内に3回のアルバム1位を獲得した50年で三つ目のグループとなり、ビートルズやモンキーズに肩を並べた。音楽配信サービスのスポティファイによると、BTSは世界的ヒットとなったシングル「Dynamite」で、全員韓国人のグループの楽曲としては初めて米シングルチャート1位を獲得。同曲のストリーミング再生数は8億1500万回に上る。

マクドナルドが有名人とのコラボキャンペーンを世界展開するのは、1年前から始めたこのプログラムが好評なことを示す。他のアーティストとのコラボメニューと同様、BTSミールも既存のメニューに追加しやすい新ソースを付ける形となる。

ファストフードチェーンは利益率が非常に低いため、競合他社から差別化するうえでプロモーションや新製品が助けとなる。また顧客をアプリに誘導して、店への愛着や売り上げの増大を図る取り組みも進めている。こうしたプロモーションも追い風となり、昨年10~12月期には少なくとも1年間開店している米店舗の売り上げが5.5%増加した。