独ＢＭＷ、ＥＶ「ミニ」を中国で生産へ　長城汽車と提携

 ドイツの自動車メーカー大手ＢＭＷが中国で「ミニ」の電気自動車（ＥＶ）の生産を計画していることがわかった。独Ｂ生産にあたっては長城汽車と提携する方針。ＭＷＥＶミニ生産拠点の場所については検討を進めている。を中

ＢＭＷにとって中国は最大の市場だ。国で２０１７年の中国での販売台数は５６万台で、生産米国とドイツでの販売台数を合わせた数よりも多い。へ長城汽車とミニの販売台数は３万５０００台。提携中国はＥＶの市場としても急速に拡大している。独Ｂ

生産の開始時期については明らかにしていない。ＭＷＥＶミニ

ＢＭＷは昨年、を中ミニのＥＶモデルについて、国で１９年に英国工場で生産を開始すると発表していた。生産しかし、へ長城汽車と英国での生産規模は小さいとみられている。提携中国での生産の話も出てきたことで、独Ｂ英国工場での数千人の雇用に対する懸念が再燃する可能性もありそうだ。

英国の欧州連合（ＥＵ）からの離脱は１９年に予定されているが、ＥＵ離脱は国内の自動車産業にとって大きな懸念材料となっている。ＥＵを離脱することで新たな貿易障壁が設けられれば、自動車産業にとって負担となりそうだ。英国とＥＵとの間で進められている離脱交渉の結末が不透明なことなどから、同業界に対する投資は昨年３４％減少した。