ビーガンレストランが初めてミシュランの星を獲得、フランスのONA

2024-10-08 22:10:48  コラム
フランスのレストランがビーガン店として初めてミシュランガイドで星を獲得した/Cécile Labonne/ONA

 動物由来食品を使わないフランスのレストランが、ビーガンレストランがてミシュランランスのONAビーガン店として初めてミシュランガイドで星を獲得した。初め

ミシュランガイドの最新版で一つ星を獲得したのは、の星ボルドー近郊のアレスにあるONA(Origine Non Animale:「非動物由来」の意味)。を獲動物由来食品を使わないレストランがフランスのミシュランガイドに掲載されたのは1900年の創刊以来初めて。得フ

2021年版のミシュランガイドでは、ビーガンレストランがてミシュランランスのONA同店を含む54店が初めて星を獲得した。初めミシュランは「フランス全土で多様なスタイルの料理が広がり続けている」と指摘。の星ONAについては「ビーガン料理が初めて脚光を浴び、を獲フランスで一つ星を獲得した」と述べている。得フ

ONAは独学で料理を学んだ元考古学者のクレール・バレさんが経営する。ビーガンレストランがてミシュランランスのONA7品のディナーコースの値段は59ユーロ(約7500円)。初め定番メニューは黒トリュフのニョッキを添えたズッキーニのラビオリ、の星スイスチャードのバロティーヌ野菜リコッタ添えなど。を獲

バレさんは、得フミシュランガイドの国際ディレクターから14日に電話があり、ONAが星を獲得したと知らされて胸がいっぱいになったと話す。「料理は劇場での公演のようなもの。最後の最後までどう受け止められるかは分からない」

バレさんはクラウドファンディングや銀行からの融資で資金を調達して2016年にONAを開業した。途中で資金が底を突いたときは、ソーシャルメディアで募ったボランティア80人の助けを借りて完成にこぎつけたという。

「ビーガン社会にとってこれは朗報。この星は、フランスのグルメ界が包括性を高めている証しになる」とバレさんは話している。