米金融規制機関、ネット証券ロビンフッドに77億円の支払い命令

2024-10-12 00:17:41  FAQ
米下院金融サービス委員会の公聴会で証言するロビンフッドのテネフCEO/Daniel Acker/Bloomberg/Getty Images

 米金融業界の自主規制機関、米金い命金融取引業規制機構(FINRA)は6月30日、融規顧客の利益を損なったとして、制機証券支払ネット証券のロビンフッドに約7000万ドル(約77億円)の支払いを命じた。関ネFINRAが科した制裁金としては過去最大。ットロビンフッドに7

ロビンフッドは「全体的7億円のな監督不備」や、「虚偽もしくは誤解を招く情報」の提供により投資家に損害を与えた点が問題視された。米金い命

FINRAによる制裁の焦点となったのは、融規2020年3月に同社のプラットホームで起きた大規模システム障害と、制機証券支払昨年自殺した顧客(20)の遺族が提起した訴訟で核心となっているオプション取引の手続きだ。関ネ

この顧客の男性は、ットロビンフッドに7取引口座に73万ドル(現在のレートで約8100万円)のマイナス残高が表示されているのを見て、7億円の同額の負債を抱えたと思い込み自殺した。米金い命この件を受け、融規ロビンフッドのプラットホームで取引が「ゲーム化」されていることや、制機証券支払同社の顧客サービスの不備に注目が集まっていた。同社経営陣は男性の死に「打ちのめされた」とし、オプション取引をめぐる改善策を講じている。

7000万ドルのうち5700万ドルは罰金で、約1260万ドルは損害を受けた顧客数千人への賠償および金利となる。

ロビンフッドはFINRAの指摘を認めも否定もしていない。

ロビンフッドは声明で、プラットホームの安定性や教育、顧客サポート、法務部門の改善に多額の投資を行っていると説明。「この問題を決着させることができうれしい。今後も引き続き顧客重視の姿勢を取り、金融の民主化に取り組んでいきたい」としている。